ブランド靴の買取相場とは?高価買取のコツや価値を保持する方法とあわせて解説

ブランド靴を購入したもののほとんど履く機会がないという場合は、買取業者を利用して売りに出すことも検討してみてはいかがでしょうか。
しかし、ブランド靴を高値で買い取ってもらうためにはコツが必要です。
そこで今回は、ブランド靴を高値で買い取ってもらうためのコツを解説します。
ブランド靴の買取相場や高価買取のコツを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ブランド靴を高価買取してもらうためのコツ

ブランド靴を高値で売るための5つのコツについて解説します。
きれいな状態を保っておく
ブランド靴を高値で売りたいと考えている場合は、あらかじめきれいな状態を保っておきましょう。
仮に数回履いたものであったとしても、特に目立った傷や汚れがなければ、高価買取してもらえる可能性があります。
減額されないように、自分で落とせそうな汚れがあれば、しっかりと落としておきましょう。
もし、目立った傷や汚れがあるのならば、ブランドの正規店でメンテナンスしてもらうことも手段の一つです。
ただし、メンテナンスしてもらったからといって必ずしも高価買取してもらえるとは限りません。
丁度いい売り時を狙う
食べ物や洋服にシーズンがあるように、靴にもシーズンがあります。
たとえば、サンダルなら春から夏にかけて、ブーツであれば秋から冬にかけて買取価格が高くなる傾向があります。
売りたいと思っている靴の種類にあった丁度いい売り時を狙えば、高値で買取してもらえる可能性が高くなるでしょう。
付属品は取っておく
靴を買ったときの付属品は取っておきましょう。付属品がないと買い取ってもらえないということはありませんが、付属品があることで通常よりも高く買い取ってもらえる可能性が高まります。
主な付属品は、下記のとおりです。
- 箱・ケース
- 保証書
- 予備紐
- ヒールの替え
流行りを押さえる
有名芸能人やモデルが、SNSの投稿やファッション雑誌で使っていた靴など、最新の流行りや話題に沿ったブランドやデザインの靴だと、高値で売れる可能性が高くなります。
入手困難なものであれば、プレミア価格がつくかもしれません。
ブランド靴をできる限り高く売りたい場合は、SNSやインターネット通販サイトをチェックして、何が流行っているのかチェックしておくことをおすすめします。
複数まとめて売る
少しでも高く売りたいと考えているのであれば、ほかに売ってもいいと思っている品物をまとめて買い取ってもらうことを検討しましょう。
たとえば、売りたい靴が複数あれば同時にまとめて売りに出すことをおすすめします。
また、靴でなくても同じブランドのバックなどを持っていれば、バックもまとめて売りに出しても良いでしょう。
複数まとめ売りをすれば、端数が出たときにおまけをしてくれるかもしれません。
ブランド靴の価値を保つ方法
ブランド靴の価値を保つための方法を、靴の素材別に解説します。
レザー(革)
革靴は、まず靴磨き用のクリーニングブラシを使って全体を丁寧にブラッシングし、ほこりや汚れを落としましょう。
強く擦りすぎると傷がついてしまう可能性があるので、注意してください。
次にレザー用クリーナーを使って、ブラッシングで浮き出た汚れなどを落としていきます。柔らかめの布を使用し、ブーツ全体に伸ばしていきましょう。
汚れが落ちてきたら、レザー専用クリームを塗ります。
ここでも柔らかめの布を使用し、ブーツ全体に薄く伸ばしていきましょう。クリームを塗ることで革にツヤが出て、シワやひび割れを防げます。
最後に、仕上げとして靴全体をもう一度ポリッシングブラシでブラッシングして、クロスで磨きます。
合皮
合皮の靴の手入れは軽いブラッシングと、水やぬるま湯で濡らした柔らかい布でほこりや汚れを拭き取るだけでよいと言われています。
靴全体にクリームを塗る必要はありません。
また、合皮には寿命がありますが、定期的に手入れをすれば何もしないよりは良い状態を保つことができるでしょう。
起毛
起毛素材の靴(スエード、ヌパック、ベロアなど)は汚れがつきやすいため、こまめな手入れが必要です。
まずは、豚毛または馬毛ブラシを使ってほこりを落としていきます。
起毛素材はほこりを吸いやすいため、履いたらブラッシングをするくらいの頻度でよいでしょう。
ブラッシングするときは、少し力を入れながらおこないましょう。
そして、専用ブラシ(クレープブラシ)を使って毛並みをほぐし、最後に豚毛または馬毛ブラシで毛並みを整えます。
靴をおろす前には防水スプレーをかけておくと、汚れがつきにくいのでおすすめです。
キャンパス
スニーカーなどのキャンバス生地の靴は自宅で洗うことも可能ですが、洗濯機ではなく手洗いでおこないましょう。
洗濯機で洗ってしまうと、洗濯槽に傷がついてしまう可能性があります。
手洗いするときには中性洗剤を使いましょう。
ラバー部分はメラミンスポンジ、キャンバス部分は靴ブラシを使って丁寧に洗っていきます。
そして、洗い終えたら洗剤や汚れを水で流し、タオルでしっかり水気を拭き取りましょう。
靴を干すときは陰干しにして、型崩れを防ぐためにも靴の中にわら半紙などを詰めておくことをおすすめします。
また、起毛素材と同様、靴をおろす前には汚れ防止のため防水スプレーをかけておきましょう。
エナメル
エナメル素材の靴は光沢の美しさが特徴的ですが、汚れが目立つためこまめな手入れが必要です。
靴を履いた日には、柔らかい布で靴全体を乾拭きするなど、汚れを放置しないことがポイントです。
乾拭きだけでは汚れが溜まっていくので、汚れが目立つようになってきたら専用のクリーナーを靴全体に塗って汚れを落としていきます。
汚れを落としたあとにエナメル専用のクリームを塗り込んでおくと、さらにツヤを出せて汚れ防止になります。
そして、エナメル素材は防水性のため、防水スプレーをかけておく必要はありません。
アクリル・ナイロン
アクリルやナイロンなどの合成繊維は、スニーカーなどで使われています。
基本的には、キャンバス素材と同じような手入れをおこなっていきましょう。
汚れがひどい場合は、水洗いも可能です。
素材の特性上、ゴシゴシと強くこすらないように注意しましょう。
ブランド靴の買取相場

ブランド靴は、ブランドによって買取価格が大きく異なります。
そこで、以下でブランド靴の買取相場を、海外ブランドと国内ブランドにわけて解説します。
海外ブランド靴の相場
海外ブランド靴は、さまざまな靴と比べても高価買取が期待できます。
- ルイ・ヴィトン
- シャネル
- エルメス
- フェラガモ
ルイ・ヴィトン
世界的有名ブランドの一つ「ルイ・ヴィトン」は、カジュアルにも履ける靴が多く幅広い世代に親しまれています。
中古品市場でも「モノグラム」や「ダミエ」などの代表的な柄が人気です。
高価買取を実現するためにはデザイン面だけではなく、付属品の有無や靴の状態の良し悪しが重要となります。
シャネル
「シャネル」は、「ルイ・ヴィトン」や「エルメス」と並んで、中古市場で取引数が多い有名ブランドの一つです。
靴は女性向けのものが多くなっています。
ココマークやカメリアのモチーフが付いているサンダル、キルティングデザインのパンプスなどが人気です。
また、最近ではスポーティーなスニーカーも人気があります。
エルメス
「エルメス」は「バーキン」や「ケリー」などのバックに注目が集まりがちですが、靴の種類も豊富です。
靴はアパレル品に比べて中古市場に出回る個数が少ないため、状態によっては高価買取が期待できます。
劣化が早いため、不要な靴がある場合はなるべく早く売りに出しましょう。
複数の買取業者に見積もりを依頼して、もっとも高い金額を提示してくれた業者と取引したり、価格交渉したりすることをおすすめします。
フェラガモ
「フェラガモ」は、マリリン・モンローやオードリー・ヘップバーンなども愛用したブランドで、数多くの映画撮影で使われたことから「スターの靴職人」との異名がついています。
特に人気が高いといわれているのは、ガンチーニのパンプスやサンダルです。
国内ブランド靴の相場
もともとの販売価格が低いこともあり、国内ブランド靴は、海外ブランド靴に比べると買取相場が低くなる傾向があります。
その中でも、国内ブランドの靴で人気が高いのは「リーガル」と「ダイアナ」の2つです。
「リーガル」は、リーズナブルな価格で日本人の足に合って履きやすいと人気のブランドです。
定番のデザインを多く展開していて、ローファーやストレートチップなどがあります。
「ダイアナ」は日本を代表する女性靴ブランドです。
美しいシルエットのパンプスやブーツなどを展開していて、優れたエレガンススタイルは幅広い年代から支持されています。
ブランド靴を高価買取してもらえる買取業者の選び方
以下では、ブランド靴を高値で売れる買取業者の選び方を解説します。
買取実績
まずは、ブランド靴の買取実績の多さをチェックします。
買取実績が多い業者は、商品の市場価値や買取相場を理解している可能性が高いでしょう。
買取実績が少ない業者を選んでしまうと、相場が大きく離れた金額を提示されてしまうおそれがあります。
利用を検討している買取業者があれば、実際に利用した方の口コミなどを見て判断しましょう。
対応してくれるブランド
次に、利用を検討している買取業者が売りたい靴のブランドに対応しているかどうかをチェックしましょう。
対応していない業者に依頼しても手間やコストがかかるだけで、デメリットが大きくなります。
知名度が高い有名ブランドのみ扱う買取業者も存在するといわれているため、売りに出す前に買取業者の公式サイトやチラシを確認しましょう。
送料や手数料の有無
宅配買取を利用する場合は、送料や手数料がかかる場合があります。
送料や手数料がかかる分だけ手元に残るお金が少なくなるため、できる限り無料で宅配可能な業者を選ぶのがおすすめです。
送料や手数料の有無については、各業者の公式サイトなどでチェックしましょう。
まとめ
今回は、ブランド靴を高値で買い取ってもらうためのコツを解説しました。
ブランド靴を高価買取してもらうためには、下記のコツの実践がおすすめです。
- きれいな状態を保っておく
- 丁度いい売り時を狙う
- 付属品は取っておく
- 流行りを押さえる
- 複数まとめて売る
また、ブランド靴を高値で買い取ってもらうためには、国内・海外問わず買取相場を理解し、高価買取してもらえる業者に早めに買い取ってもらうことがポイントです。
そして、できる限りきれいな状態を保つためにも、今回の記事を参考にして素材にあったお手入れをしてください。