見返り美人切手とは?買取相場や高く売るためのコツをご紹介

2023/10/11

見返り美人切手は、1948年に150万枚だけ発行された切手です。

絵柄の美しさや発行枚数の少なさから即完売し、現在でも希少価値の高いプレミア切手の1つとして有名です。

自宅に古い切手のコレクションがあるという人の中には、この見返り美人切手を所有している人もいるのではないでしょうか?

もし、切手の処分を検討しているなら、専門の買取業者に売りに出すことをおすすめします。

この記事では、見返り美人切手の買取相場や高く売るためのコツについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

見返り美人とはどんな切手?

見返り美人切手は、1枚で高額な買取価格が付けられている代表的なプレミア切手の1つです。

浮世絵師である菱川師宣の「見返り美人図」の図柄が描かれており、その美しさから切手コレクターの間でも高い人気を誇っています。

ここからは、見返り美人切手について詳しくご紹介します。

見返り美人の歴史

1948年に発行された見返り美人切手は、コレクター向けに切手を発売する「切手趣味週間」シリーズの第2弾として登場した切手です。

サイズは縦67mm、横30mmと、通常の切手よりも大きいことが特徴で、5枚つづりで販売されました。

その美しさと浮世絵をモチーフにした珍しさから、凄まじい人気を誇りました。

このような人気ぶりから、後の1960年代の切手ブームになるきっかけを作ったとも言われており、日本の切手の歴史の中でも重要な切手であると言っても過言ではないでしょう。

見返り美人には3種類ある

見返り美人は1948年に発行されましたが、1991年と1996年にも再版されているため、全部で3種類存在します。

1948年の初版は、発行数が150万枚と少ないうえ、発売後に即完売するほど人気だったため、現在では市場での流通数が少なく、希少価値が高いです。

1991年の第2弾はフルカラーで印刷されており、初版と同様に切手週間シリーズから発行されました。

1996年の第3弾は「月に雁切手」とのセットで販売されました。

それぞれ単色版とフルカラー版の4種類が4枚入ったセットで販売され、今でも一定の需要があります。

見返り美人には偽物がある?

見返り美人切手に限らず、プレミアが付いた切手には偽物が存在します。

偽物は、オリジナルに似せて精巧に作られているため、切手に詳しくない素人が真贋を見極めることは難しいでしょう。

しかし、作りの雑さや印刷のちょっとした違いなどもあるため、絶対に見抜けないわけではありません。

所有している見返り美人切手が本物かどうか確かめたい場合は、専門の鑑定士がいる業者に持ち込んでみましょう。

見返り美人切手の買取相場

見返り美人切手は3種類存在しますが、その中で最も価値が高いのは1948年に発行された初版のものです。

初版の買取相場は、状態が良ければバラの状態で2,000~5,000円、シートの状態で1,000円~25,000円ほどとなります。

第2弾と第3弾のものは価値はあまりなく、買取相場はバラの状態で30円~60円、シートの状態で~1,000円ほどと、どちらも額面よりも安い金額となっています。

見返り美人切手を高く売るポイント

見返り美人切手は、価値の高い切手のため高い査定額が期待できますが、状態によっては予想よりも安く買い取られてしまうこともあります。

そのため、高く売るためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。

  • きれいな保存状態を保つ
  • 仕分けしておく
  • シートの状態で売る
  • できるだけ早く売却する

以下では、上記の4つのポイントについて解説します。

きれいな保存状態を保つ

切手の査定額は保存状態によって大きく左右され、状態が悪ければ価値が下がってしまいます。

そのため、取り扱うときはピンセットを用いたり保管する際は専用のファイルに入れたりなど、普段から取り扱いには注意しましょう。

仕分けしておく

切手の数が多い場合は、査定に出す前に予め仕分けをしておくと、査定額のアップが期待できます。

仕分けをせずに査定に出すと、数を数えたり種類分けしたりなどで査定スタッフの手間が増えてしまうため、査定額から仕分け料が引かれる可能性があります。

そのため、額面ごとに分けて袋に入れておくなど、査定前に簡単に仕分けしておくのがよいでしょう。

シートの状態で売る

切手はバラ切手よりもシート切手のほうが、保存状態が良いとされているため、高く買い取ってもらえる傾向にあります。

シート切手とは、切手同士が繋がっていてその周囲を白い余白が囲んでいる状態の切手を指します。

また、1枚だけでも切り離されて欠けていれば、他の切手が繋がっていたとしても全てがバラ切手扱いとなってしまうため、破れなどにも注意が必要です。

できるだけ早く売却する

見返り美人切手は今でも需要が高い切手です。

しかし、切手コレクターの数は年々減少しており、将来的には切手全体のコレクター需要の低下が予想されます。

それに伴い、プレミア切手の価値も下がってしまうため、高く売却するには、なるべく早いうちに買取に出すことをおすすめします。

見返り美人切手はどこで売却できる?

切手を売却する方法は、買取業者の他に、ネットオークションや金券ショップなどさまざまな方法があります。

しかし、郵便局では切手の買取は行われていないため注意しましょう。

ここからは、切手の売却方法について、それぞれ詳しくご紹介します。

ネットオークションやフリマアプリ

見返り美人切手などのプレミア価値のある切手は、ネットオークションやフリマアプリでも売却することができます。

買取相場は日々変化しているため、良いタイミングで出品すれば高額での売却も期待できるでしょう。

しかし、買い手が必ずしも切手の価値を理解しているとは限らないため、過度な値切り交渉を持ちかけられることもあります。

さらに、取引が成立するまでに時間がかかってしまうという難点もあるため、切手の価値が分かる人に譲りたい方や、早く切手を手放したい方には向かない方法と言えます。

また、未使用の切手は金券扱いとなり出品できない場合があることも注意が必要です。

金券ショップ

金券ショップは、商品券やチケットの他に切手の買取も行っています。

金券ショップであれば、簡単かつスピーディーに切手を売却することができます。

しかし、切手のプレミア価値や相場についての知識が乏しい場合が多く、額面割れでの買取となることがほとんどです。

また、プレミア切手だったとしても、市場価値よりもかなり低い金額での買取となってしまう可能性があります。

そのため、高い価値のある見返り美人切手の売却方法としては、あまり向いていないと言えるでしょう。

買取業者

切手を売却する方法として最もおすすめなのが、専門の買取業者の利用です。

専門の買取業者には、豊富な知識を持ったスタッフがしっかりと査定を行ってくれるため、適正な価格での買取が可能です。

さらに、無料で査定を行っている業者もあり、持ち込み査定の他に宅配査定や出張査定など、さまざまな査定方法が選べるというメリットがあります。

しかし、業者によって買取条件や判断基準が異なるため、場合によっては相場よりも低い金額での買取となることもあります。

そのため、複数の業者に見積もりを依頼して、最も条件の良い業者で売却することをおすすめします。

見返り美人と一緒に売りたいレア切手

見返り美人切手を売りに出す際、他のレア切手も一緒に査定に出すと、より高額での買取が期待できるため、所有している場合はまとめておきましょう。

レア切手には、主にプレミア切手の他に特殊切手や中国切手などがあります。

ここからは、見返り美人切手と一緒に売りたいレア切手をご紹介します。

プレミア切手

プレミア切手の代表的なものとして、見返り美人切手の他に、月に雁切手やビードロを吹く娘切手などがあります。

月に雁切手は、1949年に切手趣味週間シリーズから発行された切手で、前年に発行された見返り美人切手の人気を受けて発売されました。

歌川広重の月に雁の浮世絵が描かれており、こちらも切手コレクターの間で高く評価されています。

ビードロを吹く娘切手は、1955年に切手趣味週間シリーズから発行された切手で、喜多川歌麿のビードロを吹く娘の浮世絵が描かれています。

絵柄がカラー印刷されているのが特徴で、発売当初は驚くほど価格が高騰し、シート1枚で数万円という値が付けられていたそうです。

特殊切手

特殊切手は、イベントや季節、地域などのテーマに沿って発行される切手です。

シリーズで発売される切手も多く、人気のある特殊切手はシリーズ化することもあり、中には40種類以上発行されているものもあります。

シリーズで揃えるというコレクション性の高さから、切手コレクターから一定の需要があります。

また、販売期間や購入エリアなどが限られているものもあるため、希少性が高いことと入手しづらいことから市場価値が上がりやすい切手であると言えるでしょう。

中国切手

中国切手は、世界の切手の中でも特に価値が高いとされています。

その理由は、文化大革命が行われていた当時の中国では、切手の収集や保有が禁止されていたため、それ以前の時代の切手はほとんど消失してしまったからと言われています。

文化革命以前の切手の現存数が少なくなり希少価値が高まったことから、プレミア価格が付けられる結果となりました。

代表的な中国切手として、大パンダ切手や赤猿切手、毛沢東切手などがあります。

まとめ

見返り美人切手は代表的なプレミア切手で、高い希少価値があります。

もし見返り美人切手を所有しているなら、専門の買取業者で売却するのがおすすめです。

その際は、できるだけ綺麗な保存状態を保ち、仕分けを行った状態で査定に持ち込むと、買取額アップが期待できます。

また、他のプレミア切手と一緒に持ち込むことで、さらに高額で買い取ってもらえることがあります。

しかし、プレミア切手には精巧に作られた偽物も存在するため、真贋が分からない場合は専門の鑑定士に鑑定してもらってから売却しましょう。

お年玉切手シートを高く買取してもらえる種類は何?交換方法についても解説

お正月にもらう年賀状についているお年玉くじに当選して、お年玉切手シート […]

2023/11/16

記念切手(プレミア切手)の買取価値や相場について解説!

記念切手は国家的イベントやイラストが書かれていることが多い切手です。 […]

2023/11/16

ハガキの買取相場とは?ハガキや切手が買取不可となる場合やおすすめの買取先もあわせて解説

年賀状や暑中見舞いなど何かの機会にたくさん購入したものの余ったハガキや […]

2023/11/16