着物でも宅配買取はアリ?メリット・デメリットや高く売るコツを解説!

2023/08/02

買取方法の一つに宅配買取がありますが、実は着物を売るときにも使えます。ただ、宅配買取の流れが分からなかったりデメリットがないか心配になったりして、躊躇してしまう方も多いです。宅配買取は便利な面も多く、その良さを知らないために利用しないのは非常にもったいないといえます。

今回は、着物の宅配買取を利用するメリット・デメリットや流れ、高く売るコツを紹介します。着物の宅配買取を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

着物の宅配買取を利用する3つのメリット

宅配買取は便利だと言いますが、そのメリットとは何なのでしょうか。サービスを有効活用するためにも、メリットを知っておきましょう。

ここでは、着物の宅配買取を利用する下記3つのメリットについてご紹介します。

  • 好きなタイミングで発送できる
  • 店舗まで行く必要がない
  • 対面査定をしなくてよい

好きなタイミングで発送できる

着物の宅配買取を利用すると、自分の都合に合わせていつでも好きなタイミングで発送できます。

店舗型の買取サービスでは、店舗の営業時間内に訪れる必要がありますが、宅配買取なら24時間いつでも発送が可能です。これは、忙しい現代人にとって大きなメリットです。

例えば、仕事や家事で平日や日中は忙しくても、休日や深夜などに発送すれば大丈夫です。自分のライフスタイルに合わせて柔軟に対応できる点は、メリットといえるでしょう。

店舗まで行く必要がない

宅配買取を利用すれば、店舗まで足を運ぶ必要がありません。

店舗まで行くためには、移動時間や交通費が必要です。特に地方に住んでいる場合や、近くに買取店がない場合、これらが原因で買取査定に出すことを億劫に感じている方もいるでしょう。

ただ、宅配買取であれば商品を発送するだけのため、最寄りのコンビニや配送センターに行くだけで済みます。

店舗まで行く手間とコストを省けるのは、宅配買取の大きなメリットです。

対面査定をしなくてよい

宅配買取を利用すれば、対面での査定を受けるストレスがありません。

対面での査定は、人によってはプレッシャーを感じるものです。店舗での査定では店員の目の前で査定を受けるため、本当は査定金額に納得していなくても、断るのが気まずいために売ってしまった経験がある方もいるでしょう。

しかし、宅配買取であれば自宅にいながら、人と会わずに査定を受けられます。対面に比べると、断るのも楽でしょう。

コミュニケーションにストレスを感じる方にとっては、対面査定を避けられるのは大きなメリットといえます。

着物の宅配買取を利用する3つのデメリット

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宅配買取に関わらず、物事にはすべていい面と悪い面があります。宅配買取のデメリットとは何なのでしょうか。安心してサービスを利用するためにも、デメリットを知っておきましょう。

ここでは、着物の宅配買取を利用する下記3つのデメリットについてご紹介します。

  • 梱包が必要
  • 査定に時間がかかる
  • 返送料が必要な場合がある

梱包が必要

宅配買取を利用する場合、自分で着物を梱包する必要があります。

宅配買取サービスでは、自分で商品を発送する必要があるため、梱包も自身で行わなければなりません。梱包材が自宅にない場合、自分で用意する必要があります。

また、着物は状態が査定価格に影響してくるため、湿気や汚れから守るためにビニール袋に入れてから段ボールに入れるなどの手間もかかります。

自分で梱包する手間と梱包材の準備が必要な点は、知っておきましょう。

査定に時間がかかる

宅配買取では、店舗に商品が到着してから査定が行われるため、査定結果を知るまでに時間がかかる場合があります。

店舗買取の場合は多少の待ち時間があるものの、基本的に即日査定をしてくれます。ただ、宅配買取では、商品を発送してから数日かかるのが一般的です。

すぐに現金化したい場合は向いていないため、査定に時間がかかることは把握しておきましょう。

返送料が必要な場合がある

宅配買取を利用して査定結果に納得できなかった場合、商品を返送してもらうための返送料が必要になるケースがあります。

査定後に商品を返送する際の返送料やキャンセル料が必要な場合は、あらかじめ料金表などに明記されています。

査定金額は実際に査定が出るまで分からないため、誰にでもキャンセルする可能性はあります。返送料が必要なのかはあらかじめ確認しておきましょう。

着物の宅配買取を利用する流れ

いざ着物の宅配買取を利用しようと思っても、やり方が分からずに困ってしまうケースも多いです。

そこで、ここでは着物の宅配買取を利用する流れについてご紹介します。着物の宅配買取の流れは、下記の4ステップです。

  • 査定申し込み
  • 梱包・郵送
  • 査定
  • 振込

査定申し込み

査定申し込みは、基本的に買取業者の公式サイトのフォームや電話・メールから行います。

依頼時には、どんな品物を売りたいのかを聞かれるため、何を買取して欲しいのかや点数を確認しておきましょう。

梱包・郵送

申し込み後は、梱包・郵送を行います。

梱包する際にシワや折り目をつけてしまうと、査定額が低くなってしまう可能性があります。そのため、余計なシワ・折り目がつかないように正しく折り畳むのが重要です。

買取業者によっては、本人確認書類のコピーと買取申込書を同梱して郵送する場合もあるため、あらかじめ何を郵送する必要があるかは確認しておきましょう。

査定

商品が業者の元へ届くと、査定が開始されます。

査定は、着物の状態や種類、デザインなどを考慮して行われます。専門の買取業者へ依頼すれば、専門の鑑定士が査定を行ってもらえるためおすすめです。

査定後は、査定結果がメールや電話で依頼者へ伝えられます。その際、査定額に納得がいかない場合は、断りましょう。買取してもらう場合は、手続きを行います。

振込

査定結果に納得して買取をしてもらった場合は、後日買取金額の振り込みが行われます。振込手数料は業者が負担するケースがほとんどです。

稀ではありますが、悪徳業者によって振り込みが行われないケースがあります。振込日までに買取金額が振り込まれているか、確認するようにしましょう。

宅配買取で着物を高く売る3つのコツ

灰色のラップトップ コンピューターの近くの虫眼鏡

宅配買取で着物を売る際は、注意すべきポイントが存在します。このポイントを知っていれば着物を高く売ることができるため、知っておきましょう。

ここでは、宅配買取で着物を高く売る3つのコツについてご紹介します。

  • きれいに梱包する
  • 小物・付属品も一緒に査定してもらう
  • 相見積もりをしてもらう

きれいに梱包する

着物をきれいに梱包することで、査定額が上がる可能性があります。

査定金額が決まる要因の一つが、商品の状態です。そのため、梱包時にシワや汚れがついてしまうと、査定額が下がってしまう原因になります。

着物を売る際は、きれいに梱包することを心掛けましょう。特に着物の場合は湿気や汚れから守るため、ビニール袋に入れてから段ボールなどに入れるのがおすすめです。

小物・付属品も一緒に査定してもらう

着物の小物や付属品も一緒に査定してもらうことで、査定額が上がる可能性があります。これは、小物や付属品が揃っているとすぐに使い始められるため、需要が高いからです。

そのため、着物を売る際は、小物や付属品も一緒に査定してもらうようにしましょう。

相見積もりをしてもらう

買取業者によって、買取価格は異なるのが一般的です。そのため、複数の業者から見積もりを取ると、比較して最も高い買取業者へ依頼できます。

また複数の査定金額を比べることで、相場も把握できます。多少手間はかかりますが、より高い金額で着物を売りたい場合は、相見積もりを取るようにしましょう。

まとめ

着物の宅配買取は、その利便性から多くの人に利用されています。メリットとしては、自分の好きなタイミングで発送できることや店舗まで行く必要がないこと、対面査定をしなくてよいことが挙げられます。これらは、忙しい現代人にとって大きなメリットといえるでしょう。

しかし、一方でデメリットも存在します。特に、返送料が必要かどうかは金銭的な損失につながるため、必ず確認しておきましょう。

宅配買取の流れは難しくなく、この記事で紹介しているコツを実践すれば、着物をなるべく高く売ることができます。特に、専門の買取業者へ依頼することは重要なポイントです。専門の買取業者から相見積もりを取り、宅配買取を活用しましょう。