足袋は買取可能?売れやすい和装小物や買取方法などとあわせて解説

2023/11/30

和装小物のひとつである「足袋」は、着物を着る上で欠かせないアイテムです。

和装小物は着物と一緒に買い取ってもらう方がいいのか、単独でも買い取りに出せるのかわからない方も多いでしょう。

そこで今回は、足袋について高く買い取ってもらうコツや買い取りがスムーズにできる買取業者について解説します。

足袋の処分方法でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

足袋とは

足袋とはそもそもどういったものを指すのか、ここで確認しておきましょう。

足袋は白色のものが一般に知られていますが、色ものや柄ものなど、実は種類が豊富にあります。

足袋と靴下との違い

和装のときに着用する足袋も、洋装のときに着用する靴下も、直接履くものには変わりありませんが、素材や足指が分かれているかどうかといった違いがあります。


まず素材ですが、足袋の基本素材は木綿です。

それに対し靴下は、木綿とポリエステルやポリウレタン、ナイロンといった化学繊維素材の混合素材で作られています。

靴下に化学繊維が用いられているのは伸縮性を持たせるためであり、逆に言えば、綿素材だけで作られている足袋には伸縮性がありません。

また、靴下には足指が分かれる部分がありませんが、足袋には親指と人差し指の間に切れ目があり、親指と他の指で足指を分かれさせて着用する必要があります。

これは、和装の場合に履く履物が靴ではなく草履であるためです。

草履の鼻緒部分がしっかり足にフィットするためには、足指の切れ目が必要なのです。

足袋の種類

足袋は白色のものが特に知られていますが、色が付いた足袋や柄が入っている足袋、ストレッチ性のある足袋などもあります。

近年ではレース足袋などのお洒落な足袋も出てきました。

白足袋

一般的な足袋のイメージとしても知られている白足袋は、カジュアルな装いからフォーマルな装いまで対応できる優れものです。特に、フォーマルな装いでは白い足袋が正式な装いに定められています。足袋の留め具である「こはぜ」が5枚のもの、4枚のものがありますが、結婚式など格式高い場で用いられるのは5枚のものになります。


白足袋は、着物の色柄、履物の鼻緒の色柄に関係なく使える足袋ということで、重宝されています。

色足袋

色足袋の中では、黒足袋を比較的多く見かけるかもしれません。

女性が着物を着る際に選ぶ足袋は白色が基本となっていることに対し、男性が着物を着る際に履く足袋は、礼装の時以外は黒色が基本になっているためです。


また、女性の色足袋は臙脂色や芥子色、抹茶色など日本の伝統色に基づいた色目のものがほとんどでしたが、近年では、パステルカラーやビビッドカラーなどのカラーバリエーションも増えつつあります。

柄足袋

柄足袋とは、その名の通り、柄の入った足袋のことです。

一口に柄と言っても、大きな柄が大胆に描かれたもの、細かな柄が繊細に描かれたものなど、多種多様です。

柄足袋はカジュアルな装いをする際に着用するものなので、フォーマルな席では着用を控えましょう。フォーマルな装いに合わせられるのは白足袋のみです。

ストレッチ足袋

ストレッチ足袋とは、靴下感覚で履ける足袋で、特に和装初心者の方でも着用しやすいものとして知られています。

本来足袋は、こはぜという留め具を用いてぴったり着用しますが、ストレッチ足袋には留め具はなく、靴下のようになっています。

伸縮性のない足袋をぴったり足に沿わせて履くのは難しく、さらに、ぴったりとした感覚に慣れないうちは履き心地の悪さを覚えることもあるかもしれません。

その点、ストレッチ足袋は木綿の他に化繊繊維が混ぜられていることから靴下生地のような伸縮性があるため、靴下とさほど違わない感覚で着用することができます。

幼い子どもが七五三用に履く足袋はストレッチ性のものが多くなっていますが、成人式でもストレッチ足袋を着用する方はいらっしゃいます。

足袋の買取相場

足袋の買取相場は10円から500円ほどです。


足袋の中でも最も高く買取されるものは木綿素材の白足袋です。

柄足袋や色足袋を着用する人が増えつつあるとはいえ、カジュアルな場からフォーマルな場まで、さまざまなシーンで活躍できる白足袋ほどの需要はまだありません。

そのため、色足袋、柄足袋よりも白足袋の方が積極的に買取が行われています。

同じ白足袋であれば、より素材が高級な木綿素材のものがストレッチ素材のものよりも高価買取になりやすい傾向にあります。

買い取ってもらいやすい和装小物とは

和装小物は着物や帯に比べると買取されにくく、買取ってもらえたところで二束三文にしかならなかったという話を耳にしたことがある方もいるかもしれません。

実際のところ、帯揚げや帯締め、バッグや草履、足袋といった和装小物は、積極的に買取が行われています。

帯揚げ・帯締め・帯留め

帯揚げ、帯締めは着物を着る際に必ず用いるため需要が高く、数ある和装小物の中では買い取ってもらいやすい小物となっています。

しかし、単品で買取に出すと買取額が出ないケースもあるので、できるだけ着物や帯と共に買取に出すようにするとよいでしょう。

また、帯留めには珊瑚や翡翠などの宝石が付いたものもあり、ジュエリーとしての価値が見出されるものも少なくありません。

鑑定書などがある場合は一緒に査定に出すと良いでしょう。

草履

草履も和装の際に必要な小物なので需要が高く、買い取ってもらいやすい小物の一つです。

しかし、草履は靴同様に消耗品であるため、摩耗しているものは買い取ってもらえないケースもあるということは覚えておきましょう。


草履はエナメル質のもの、織りの素材のものがありますが、より価値の高い織り素材のものは売れやすい傾向にあります。

和装バッグ

和装バッグにもカジュアルなものとフォーマルなものがありますが、いずれも織り素材のものが多く、買い取ってもらいやすい傾向にあります。

特にフォーマルの和装バッグは草履とお揃いの生地を用いたものが多く、セットで買取に出すことで高価買取を期待できます。

足袋

足袋は和装には欠かせない小物ですが、靴下ほど安く手に入るものではありません。

そのため、中古の足袋を求める方も少なからずいるのです。

このように中古足袋に需要があるため、足袋の買取も積極的に行われているのです。

足袋を高価買取してもらうためのポイント

足袋は元々の売値が高いものでも5000円ほどのため、中古品ともなると買取価格は数百円程度です。

ここでは、少しでも高値で買取してもらうためのポイントについて解説いたします。

状態がいいものを売る

足袋でも状態が良いものは高値で買取してもらえる可能性があります。

未使用品は高値で買取してもらえますが、しっかり未使用であるということが伝わらなければ「未使用」とみなされません。

もし、袋から出していない未使用状態の足袋があるのであれば、袋のまま買取に出すようにしましょう。


足袋は、カジュアルからフォーマルまで着まわすことができる白色のものが高値で買取される傾向にあります。

しかし、白という色は経年と共に黄ばみ、変色しやすいため、綺麗な白色の状態を保つのが難しいです。

未使用品でも古いものは黄ばみが出ていることもあるため、できるだけ年数を置かずに買取に出すことをおすすめします。

まとめて売れるものを確認する

足袋は、単品ではなかなか高価買取には繋がりません。

しかし、一緒に着物や帯、和装小物などもあるとセット品としての価値が付き、総合価格が高くなることがあります。

また、他のものとセットで足袋を売る場合、多少汚れがあってもまとめて買取してもらえることがあります。

足袋の買取を成功させたいということであれば、他の和装のものと一緒に買取に出してみましょう。

ケースや鑑定書があるか確認する

着物や帯、バッグや草履などは、ブランドものの場合、ケースや鑑定書が付属されます。

和装小物において鑑定書の存在は非常に重要ですが、足袋の場合はブランドものでもケースや鑑定書は付属されません。

これは、足袋の有名ブランドの場合、店舗名がこはぜに印字されているためです。

足袋の買取方法

足袋の買取方法にはネットオークションやフリマアプリに出品する方法、リサイクルショップに持ち込む方法、買取業者に依頼する方法があります。

ネットオークション・フリマアプリ

足袋を自分で売りたいという方は、ネットオークションやフリマアプリを利用すると良いでしょう。

特に、普段からネットオークションやフリマアプリを利用されている方は買取業者などを利用するよりもお手軽に感じる部分があるかもしれません。


オークションなどに出品する場合、自分の理想価格で買取を実現することが可能です。

しかし、入札者がいつ現れるかは分からず、必ず売れるという保証もありません。

また、オークション出品にあたり商品説明の入力、商品の写真撮影などの作業も発生します。

買取が成立した場合は、梱包して発送する作業もあるなど、出品者の負担がそれなりにあるということは覚えておきましょう。

リサイクルショップ

リサイクルショップでも足袋の買取は行われています。

しかし、足袋のブランド、足袋の素材、色や柄に関係なく「足袋」という大きなくくりの中で買取が行われるので、二束三文にしかならないケースも少なくありません。

また、状態があまり良くないものに関しては引き取ってもらえないこともあります。

買取業者

着物買取の専門業者では、足袋などの和装小物の買取も積極的に行っています。

和装に関するブランドにも詳しいため、足袋であれば福助といったブランド物は高値で買取してもらえる可能性があります。

少しでも高い価格で買取してもらいたい方は、買取業者の利用を検討するのがおすすめです。

近くに店舗がない場合でも宅配買取をしているところは多いです。

気になる方は一度無料査定を利用してはいかがでしょうか。

まとめ

足袋は、買取ってもらえる和装小物の一つですが、使用感や状態によっては査定に響く場合があります。

足袋を売りたい人は、今の状態をまずチェックしてみてください。

もし、お持ちの足袋が売れる状態であれば、着物専門の買取業者やネット買取業者など、買取ってくれるところを選びましょう。

査定を無料で行っているところも多いので、一社に即決せず、何社かの査定額を比較して買取先を決めても良いでしょう。