郵便局で切手は売れる?切手の換金方法や高価買取のポイントをご紹介!

2023/10/10

郵便局で切手の買取をしてもらえるのでしょうか?

結論から言うと郵便局で切手の買取はしていません。

では、不要になった切手や趣味で集めていた切手を現金化するにはどうすればいいのでしょうか?

この記事では、切手の売却を検討している方に

  • 郵便局では切手と引き換えに何ができるのか
  • 切手を現金化するための方法
  • 切手を高価買取してもらうポイント

について徹底解説します。

是非最後までお読みください。

郵便局で切手の買取はできない

冒頭でお伝えした通り、郵便局で切手の買取をしてもらうことはできません。

ですが、郵便局では手数料を支払うと切手をさまざまな郵便商品と交換することができます。

ここからは、郵便局で切手と交換できるものを紹介し、その際にかかる手数料についても説明していきます。

切手の交換方法

切手を郵便局に持ち込み、所定の手続きを行うことで交換することができます。

もちろん、切手を他の郵便商品に交換することもできますし、切手を額面の異なる切手に交換することも、差額を支払うことで可能になります。

切手を郵便商品と交換する際に手数料がかかりますが、交換対象や枚数に応じて変動しますので、それぞれ詳しく紹介していきます。

切手と交換できるもの

切手と交換可能な郵便商品は以下の通りです。

・普通切手
・郵便はがき
・郵便書簡
・特定封筒(レターパック封筒およびスマートレター封筒)

なお、切手を特殊切手に交換することはできず、あくまでも普通切手への交換に限られます。

また、交換時にかかる手数料を踏まえて郵便商品を選択する必要があります。

切手の交換手数料

切手を郵便局で交換する際の手数料は、郵便商品や枚数によって変動します。

詳細は以下の表をご覧ください。

 99枚まで              100枚以上
郵便切手5円10円
往復はがき・郵便書簡10円20円
特定封筒(レターパック封筒・スマートレター封筒)42円60円
10円未満の郵便切手や郵便はがき 合計額の半額10円

仮に切手をレターパックと交換した場合、手数料は少なくとも42円かかります。

手数料を考慮すると、交換時に切手の価値は額面を下回っているということが言えます。

切手を支払いに使用する

郵便料金の支払いに切手を使用することもできます。

例えば、代表的なサービスである「ゆうパック」の送料は切手で支払い可能です。

着払いにも対応していますが、代金引換の時は注意が必要です。

送料と代引き手数料には切手が使えますが、商品代金には対応していないので、あくまでも切手での支払いは郵便料金に限定されると理解しておきましょう。

以下、切手で支払いできる主な郵政サービスです。

  • ゆうメール
  • ゆうパック(着払い・代引き含む)
  • 書留
  • 速達料金
  • EMS(国際スピード郵便)
  • 料金別納

手数料はかからないので、額面通りの金額で切手を活用したい方にとっては、おすすめの方法と言えるのではないでしょうか。

切手を現金化するための3つの方法

ここまで、切手を他の郵便商品や郵便サービスと交換する方法を説明してきました。

では切手を現金に換えるにはどうすればいいのでしょうか?

切手は主に3つの方法で換金することができます。

それでは、一つずつ紹介していきます。

切手買取専門業者

切手を換金するのであれば、切手買取専門業者がおすすめです。

専門知識を持った査定士に依頼することで、適正価格での買取が期待できます。

切手の中には額面以上で取引されているプレミア切手が存在します。

その場合、本来の価値を知らずに売却して損をしてしまうかもしれません。

持っている切手がどちらか判断できない場合は、まずは切手買取専門業者に査定してもらいましょう。

金券ショップ

街で見かける金券ショップでも切手の換金は可能です。

金券やチケットのイメージが強いですが、切手の買取も行っています。

金券ショップでは換金レートが決まっている場合が多く、状態にもよりますが額面の40〜90%で買取されることが多いでしょう。

買取価格は切手の実用性を基に算出されているので、額面以上になることはありません。

希少価値の高そうな切手の場合は慎重に判断してください。

ネットオークション

最後は、ネットオークションやフリマアプリで売買する方法です。

ただし金券類の出品が原則禁止されているため、出品できるのは希少価値のある切手に限られます。

価格を自分で決められるのは魅力ですが、個人間でのトラブルや売れ残ってしまうリスクを考えると、切手の知識があまりない方やすぐに現金化したい方にはおすすめできません。

切手を高価買取してもらうポイント4選

切手を換金する方法を紹介してきましたが、高価買取してもらう上で押さえておくべきポイントを4つ紹介していきます。

知っているかどうかで査定額が大きく変わることもあるので、参考にしてみてください。

切手買取専門業者に査定依頼する

前述した通り、切手買取専門業者には専門の査定員がいますので、切手の価値をしっかり見極めた上で買取価格を算出してくれます。

希少価値の高い切手の場合、1枚でも数万円以上で取引されることもあるので、買取実績の豊富な専門業者に依頼してみましょう。

想像以上の金額が付くかもしれません。

シート切手の状態で保管する

「シート切手」とは、同じ額面の切手が1枚のシートになっているものを指します。

1枚ずつバラバラになっている「バラ切手」よりも、基本的にはシート状態の方が高く買い取ってもらえます。

なお、4隅が破れたり折れたりしている場合はシート扱いにならないことが多いので、専用のファイル等で綺麗に保管しておくことが重要です。

バラ切手は事前に仕分ける

バラ切手がたくさんある場合は、事前に仕分けをしておきましょう。

大量のバラ切手を持ち込むと査定員の時間が取られてしまうため、買取価格から手数料が差し引かれる可能性があります。

あらかじめバラ切手を種類別・額面別に仕分けしておくことで、査定員の手間を減らしかつ見た目が整った印象になるので、高価買取が期待できます。

また、所有している切手の額面も把握できるため、査定額が妥当かどうかの判断材料になることも仕分けをするメリットと言えるでしょう。

情報収集して相場を把握しておく

切手を高く売るには、査定に出す前に情報収集をして、ある程度は相場を把握しておくことが重要です。

知識を付けておくことで、査定額の根拠を尋ねたり、価格の妥当性を判断したりできるので適正価格より低い金額で売却するリスクを軽減できます。

自分だけでは判断が難しい時は、無料査定が可能な業者に複数見積もりして、比較検討しましょう。

まとめ

郵便局で切手を売ることはできませんが、他の郵便商品と交換することができます。

切手を現金化したい方は、ご紹介した3つの方法から自分に合うものを選んでみてください。

切手は非常に種類が多く、それぞれ価値が異なります。

不要になった切手の中にプレミア切手が紛れていることも考えられます。

気になった方は、一度買取業者へ査定に出してみてはいかがでしょうか。

予想外の高価買取が実現するかもしれません。

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