時計の価格はいつも同じというわけではありません。理由はメーカーが価格改定を行うことがあるからです。
金やプラチナなど価格が変動しやすい素材を使っている高級時計ともなると、素材価格の上昇も価格改定の原因になるので価格の動向には注意が必要です。価格改定があれば買取価格は上がるので、最新価格を知らなければ売却価格の妥当性を測ることができません。
また、最新価格だけではなく時計の中古市場の仕組みについても知る必要があります。
特に売却価格に直結する査定内容についてはなるべく詳しく情報を集めましょう。

時計買取では使わなくなった時計を買取に出すケースが多いので、売ろうと思った時計の電池が切れていたということはよくあります。
そのような電池切れの時計を買取に出す際には、電池切れのまま長く放置しないよう注意しましょう。
電池切れの時計を長く放置していると、電池が液漏れを起こし、時計の状態を損ねることがあります。
また、電池切れの時計といっても、外見上分かるのは時計が止まっているということだけで、それが電池切れによるものなのか、故障によるものなのかは詳しく調べてみなければ分かりません。
時計専用のチェック設備を持たないリサイクルショップなどでは、故障している時計を買い取ってしまうリスクを避けるため、電池切れの時計買取を断っている場合も多いですので、時計専門の買取業者に依頼しましょう。

時計を買取に出す際には1社だけではなく、いろいろな時計専門の買取業者の査定を見比べてから、実際に買い取ってもらう買取業者を選びましょう。
時計専門の買取業者とはいっても、その時々の具体的な買取価格は業者ごとに差が出ることがあります。
より高い金額で買取してもらうためには、複数の買取業者の査定を見比べ、その上で最も高い査定額をつけてくれた業者を選ぶことがおすすめです。
また、査定士の振る舞いや時計の扱いの丁寧さ、説明の充実度など、価格以外の部分で気持ちよく任せられる業者を選ぶのも良いかもしれません。
多くの買取業者は査定料やキャンセル料などの手数料を無料にしているので、無料サービスを上手く利用して無駄な出費を抑えましょう。